残すところ後二回となった第九回目のクラスは、ウォームアップのグラウンド一周走からスタートしました。前回に引き続き体を冷やさないよう、動きながらのダイナミックストレッチや反応を盛り込んだダッシュなどで体を温めました。
その後は小さなコートで10パスとボールタッチ鬼をミックスで行い、体だけでなく頭のウォームアップも行いました。何回もやっていることもあり、選手たちのスペース感覚がとても良くなってきたような気がします。
体を温めた後のボールゲームは、タッチしたDFがゴールラインまで戻る攻撃有利のルールでスタートし、途中何個かルールを変えながらゲームを行いました。
攻撃側有利にしながらも、攻撃側のルールをパス2回以上やタッチされたらボールダウン、2人目がパスアウトなど変えていき、どのようにスペースを作るか、またどのようにスペースへボールを運ぶかを考えさせながらゲームを行いました。ゲーム間の振り返りでも、選手同士でどうやったら上手くいくか話し合ってもらい、自分達だけで考える力もつけてもらっています。
毎回行っているパスのタイムトライアルでは今回も好記録を出し、選手たちは成長を感じておりました。そして大事なことはプレッシャーがあるゲームの中で、パススキルを使えることが大事だと改めて伝えました。
練習の最後に行ったボールゲームでは、攻撃側のミスがとても少なく、トレーニングがしっかりゲームに繋がっていると感じられました。また、DFのコミュニケーションが非常によく、両チーム共になかなかトライをさせない締まったゲームになっていました。
次回が最後となってしまいますが、最後までしっかり楽しんで取り組んでもらいたいと思います。
《第9回練習内容》
1ランニング、ストレッチ
2 10パス、ボールタッチ鬼
3 タッチゲーム
4 50パスタイムトライアル
5 タッチゲーム
6 クールダウン、ストレッチ
メインコーチ:佐伯 悠(釜石シーウェイブスRFC)
アシスタントコーチ:中野 裕太 (釜石シーウェイブスRFC所属)