第八回目のクラスは、一段と寒さが厳しい中での開催となりました。先週に続きウォームアップはグラウンド一周走の後に動きながらのダイナミックストレッチを行いました。前回に引き続きテーマは『めりはり』。
ウォームアップゲームにはペアタッチゲームを行いました。自分のペアにしかタッチすることが出来ず、いかに動き回ってマークを振り切るかがこのゲームのキーポイントでした。はじめは自分のペアを見失ってしまいあっという間にトライされていましたが、慣れていくにつれしっかりと対応できるようになっていました。楽しみながらのウォームアップが終わった後は、通常のボールゲームに移行しました。
今回は特にアタックを有利にするため、ディフェンスはタッチしたら自分のゴールまで戻るルールにしました。ゲームが続くとディフェンスが少なくなり、出来たスペースへパスでボールを運ぶ選手もいれば、スペースに自ら走っていく選手もいたりで、しっかりとスペースへの意識が見られました。また、意図して相手の人数を減らそうとアタックをしていた事にゲーム理解の成長を感じられました。
休憩中の作戦タイムでは、ハンズアップの再確認やコミュニケーションの大事さなどの話しが選手達から出ていました。ボールゲームの合間の50パスタイムトライアルは今回も記録を更新するなど、毎回確実に成長してくれています。実際ボールゲーム中もパスミスやキャッチミスが少なくなってきており、練習しているスキルがゲームに繋がってきていると思います。
釜石での放課後ラグビーも残りわずかになってきましたが、終盤は選手たちの練習中の集中力がついてきたことに驚かされます。残り少ないのクラスも子ども達と全力で楽しみたいと思います。
《第8回練習内容》
1ランニング、ストレッチ
2 ペアタッチ
3 タッチゲーム
4 50パスタイムトライアル
5 タッチゲーム
6 クールダウン、ストレッチ
メインコーチ:佐伯 悠(釜石シーウェイブスRFC)
アシスタントコーチ:中野 裕太 (釜石シーウェイブスRFC所属)