【2019岩手県釜石市クラス】第7回レッスンリポート(2019年10月30日) 

第7回目のクラスは、ワールドカップの最終週ということもあり、取材も入る中での練習となりました。日ごとに寒くなってきており、動きが止まるとたちまち体が冷えてしまいます。

 

選手にはなるべく止まっている時間を少なくしてもらうため、今回は「メリハリ」をテーマに練習を行いました。

一週走の後のストレッチもダイナミックに動きながら行い、ウォームアップゲームでは10パスとタッチ鬼を行いました。この2つのゲームでは狭いエリアでのスペースの見つけ方と、しっかりと動き続けることをフォーカスして行いました。10パスではパスでスペースに逃げて、ボール鬼ではパスからスペースに逃げると頭の切り替えも含めウォームアップに取り入れました。

 

しっかり息もあがったところで、ボールゲームを行いました。毎週少しずつルールを変えており、選手には変わる事によってどうやったら有利にゲームを進められるか考えてもらっています。また、今回はメリハリをテーマにあげていたので、攻守の切り替えにフォーカスして取り組んでほしいと伝えました。

ボールゲームでは1セット終わる毎に選手たちには短い時間での振り返りを行ってもらいます。スタートした頃はネガティブな発言が目立っていましたが、今では上手く出来たこと、次の課題をどうするかなど、しっかり順序立てて話しをすることが出来るようになってきました。

 

ゲーム間のパストライアルでは今回も好タイムを記録していました。しっかりとパス練習に取り組んでくれた成果が好タイムに繋がっているのだと思いました

 

最後のゲーム中にミスなどはまだまだありましたが、楽しそうに一生懸命取り組んでくれる姿にはこれからの更なる成長が期待できそうです。残り少なくなってきたクラスでも、選手が成長できるようにしっかりとコーチングしていきたいと思いました。


《第7回練習内容》

1ランニング、ストレッチ

2 10パス、タッチ鬼

3 タッチゲーム

4 50パスタイムトライアル

5 タッチフット

6 クールダウン、ストレッチ

 

メインコーチ:佐伯 悠(釜石シーウェイブスRFC)

アシスタントコーチ:中野 裕太 (釜石シーウェイブスRFC所属)