【2019岩手県釜石市クラス】第5回レッスンリポート(2019年10月9日) 

釜石クラス前半戦最後の第五回目も、寒さに負けない元気な挨拶からスタートしました。

 

すっかり気温も下がった中の練習でしたが、『動き続ける』をテーマにウォームアップからテンポ良く練習を行いました。ウォームアップゲームは狭いエリアの中でボールタッチ鬼ごっこを行いました。2チームに別れ、鬼チームにタッチされた人は20m程離れたポールを回ってこなければならないペナルティを設定しました。鬼チームは正確なパススキルとコミュニケーションを、逃げるチームは上手にスペースを見つけなければならないので、両チームとも一生懸命動き回っていました。

 

その後は、ボールゲームを行いました。今回は、タッチされたらボールを置いて、次の仲間がパスを出すようにルールを変更しました。そうすることによって縦に走りこむ選手が増え、自分たちで上手にスペースを作れるようになっていました。外にスペースを作り、コミュニケーションも取れてはいたのですが、後一歩のところでパス、キャッチミスが出てしまい、なかなかトライに結びつきませんでした。

 

パスセッションの50パスタイムトライアルでは右回りも左回りも新記録をたたき出し、選手も自身の成長を感じ取っていました。

今回もパスのキーファクターを意識してラインパスを行いました。意識することを選手に尋ねると即答で返ってくるので、コーチとしてはうれしい限りです。しかも着実にパススキルも成長しているので、後半戦が楽しみです。

 

最後はパススキルを意識してボールゲームを行いました。前半の縦への動きに加えて、後半はスペースへのパス、キャッチもしっかり出来るようになって、自然とトライの回数が増えていました。

 

まだまだミスがあったり、話しをうまく聞いて無かったりと子どもらしさも垣間見せてくれますが、楽しそうに練習をしてくれる姿が何よりだと思います。次回以降の後半戦も楽しみながら練習をしたいと思います。


《第5回練習内容》

1ランニング、ストレッチ

2 ボールタッチ鬼ごっこ

3 タッチフット

4 50パスタイムトライアル

5 2人ラインパス

6 タッチフット

7 クールダウン、ストレッチ

  

メインコーチ:佐伯 悠(釜石シーウェイブスRFC)

アシスタントコーチ:中野 裕太 (釜石シーウェイブスRFC所属)