釜石クラス第四回目も元気な挨拶から始まりました。ゲーム形式のウォームアップからのスタートで、コミュニケーションを取りながらスペースを見つける10パスで体を温めました。さすがに4回目ともなると、選手も話を理解するのが早くなり、しっかり声を出してゲームに入っていました。
ハンドリングスキルでは、ハンズパスのスキル向上を狙ってラインパスを行いました。助走はほとんど無い中で、キャッチパスを行うドリルで、パスを受ける足を意識し、一歩で次のパスを行うという少し難易度の上がったものでした。始めは歩きながら行い、慣れていくと共に徐々にスピードを上げていきました。少し難易度が上がったこともあり、ミスはありましたが、キャッチをする際の足や、パスのキーファクターをしっかり意識してやってくれました。始めはコーチの間に2人でやり、一度ボールゲームを挟んで、その後は3人が間に入ってもらい行いました。2人で上手くいっていたものが、3人になると、とたんに走りすぎてしまい上手くいかなくなってしまいました。まだ〝タメ〟の意識が難しく、前の選手がラインまで(1メートル)出るまで我慢してと伝えると、飲み込みの早いグループはとたんにスムーズにパスが渡るようになりました。
最後はその日に学んだスキルを使ってのボールゲームを行いました。アタックのスペースを大きくするため、ディフェンスでタッチした人は、遠いサイドラインまでダッシュするようルール設定しました。すると、パスでしっかりスペースに運べるようになり、とてもスピィーディーな展開のゲームになってきました。始めの頃と比べると見違えるように声も出るようになってきたので、これからももっと自信をもってラグビーを楽しんでもらいたいと思います。
《第4回練習内容》
1ランニング、ストレッチ
2 10パス
3 2人ラインパス
4 タッチフット
5 3人ラインパス
6 50パスタイムトライアル
7 タッチフット
8 クールダウン、ストレッチ
メインコーチ:佐伯 悠(釜石シーウェイブスRFC)
アシスタントコーチ:中野 裕太 (釜石シーウェイブスRFC所属)