第10回放課後ラグビー釜石クラスが釜石市松倉グランドで開催されました。 今回も釜石シーウェイブスの松原コーチと長田に加え、 釜石シーウェイブスの須田キャプテン・佐伯選手・中野選手の3名も指導にあたってくれました。
今回で最後となる釜石クラスですが、天候に恵まれず、残念ながら、GYMでのトレーニングとなりました。
釜石クラスのテーマである 『アタックの原則に基づいた得点するまでのトレーニング・ランニングスキル』に必要な基礎体力の向上というテーマで進めました。
コーチたちは、怪我のないよう最善の注意をはらって指導しました。 まずは、ストレッチとコアトレーニングで体を温め実践へ。 今年は3回目のレジスタンストレーニングなので選手たちも慣れた様子。
まずはBP(ベンチプレス)から。 全員で基礎となるフォームチェックを行い、 小学生グループと中学生グループに分かれ、今回は重量を挙げることにチェレンジしました。
小学生グループで最重量の25kgを挙げたのはクラス唯一の女子選手。コーチたちも驚かされました。中学生はほとんどの選手が50kgを難なく成功。大人でも難しい60kgにチャレンジする選手もいました。前回のGYMでのトレーニングの際に、BW(ボディーウェイト)でのレジスンタンストレーニングを紹介したのですが、その後、自宅に帰っても継続して取り組んでくれていたようです。前回よりも重い重量が挙げられるようになったのは、BW(ボディーウェイト)でのレジスンタンストレーニングを継続してくれたことの成果です。コーチとしては、個人で努力を続けてくれていたことに感動。
続いてはSQ(スクワット)です。 こちらも入念なフォームチェックを行い、体幹が安定したフォームで行えるようになったところで重量を挙げることにチャレンジ。 いつも驚きと感動ばかりなのですが、中学生は教科書に載せたいくらいの素晴らしいフォームをする選手がいました。その選手は、結果も素晴らしく、正しく綺麗なフォームで120kgを挙げました。
コーチ達もトップリーグや元日本代表の経験者なので、それなりに小さい頃から体力には自信がある方でしたが、中学生でSQを120kgという重量には驚きです!。将来が本当に楽しみです!
そして小学生もSQにチャレンジ。 小学生でも感動する出来事がありました。普段のグランド練習では控えめだった選手が、「僕、これだったら活躍できる。挑戦させてほしい。」 と自らコーチに志願。結果として、素晴らしいフォームで、小学生最高重量の45kgを拳上しました。 指導しているこちらも、その選手が挙げきった時、大きな声をあげたのと同時に涙が出そうになりました。
気がつけば、あっという間に時間が経ち、終わりの時間に。特に最終回は、今までのレッスンの中でも、一番、選手達の精神的・肉体的な成長に感動と驚きをもらいました。
全10回本当にありがとうございました。今回が最後になるのは本当に寂しいです。来年も開催されるのであれば、是非とも、また彼ら彼女らの成長に関わらせて頂きたいと心から思います。参加してくれた選手の皆さんの活躍をこれからも陰ながら応援しています!
[第10回練習内容]
1、W-UP
2、コアトレーニング
3、 BP
4、 SQ
5、 ストレッチ&フィードバック
6、 閉会式
メインコーチ 松原
アシスタントコーチ 長田
サポートチーム 釜石シーウェイブス(須田キャプテン・佐伯選手・中野選手)