【2017岩手県釜石市クラス】第9回レッスンリポート(11月8日)

第9回放課後ラグビー釜石クラスが釜石市松倉グランドで開催されました。 今回も釜石シーウェイブスの松原コーチと長田に加え、 釜石シーウェイブスの須田キャプテン・佐伯選手・中野選手の3名も指導にあたってくれました。 

 

今回の練習も釜石クラスのテーマである 『アタックの原則に基づいた得点するまでのトレーニング・ランニングスキル』に基づいて練習しました。

 

まずはW-UPから。W-UPからラグビーの要素を含めて入念におこないました。選手の息も上がり、汗もかき、息が白くなってきたところでランニングスキルトレーニングへ。 本日を含めて残り2回なので、回数よりも一回一回しっかりレストを取り、より精度を高めることをテーマに行いました。本数が少ない分、毎回、ポイントを確認したことで、ロスの少ないランニングができていました。

 

その後はSAQ複合ドリルへ。前回よりもタイムが縮まるのかを、指導者も選手も楽しみにしながら実施。 結果としては、タイムが早くなり、ランニングスキルが着実に身についていることを実感する事ができました。次回で最後となりますが、どれだけタイムが伸びるのか楽しみです。

 

ラグビートレーニングは、前回から全ての練習をゲーム形式で進めています。 今回も、チームトーを多く取り入れ、今まで行ってきた練習を選手たち自身が理解し、実践できるかを確認しながら進めました。

 

まずは4コーナータッチから。 各チーム選手同士でキーポイントと戦略を話し始め、実際の試合前の様な緊張感のある良い雰囲気でスタート。 最初の良い雰囲気がそのままゲーム内容にも出ていて、AT、DF、どちらも精度の高い内容になりました。 

 

4コーナータッチでコミュニケーション能力とスペースを見ることを意識してもらった所で、次はオフサイドタッチを行いました。 先ほどのゲーム以上に、大きいスペースを利用してアタックするゲームです。 こちらも選手同士でゲーム内容の変更点、キーポイント、戦略などを話し合い、コミュニケーション、ボールを動かし方など、大人のラグビーチームのトレーニングを見ている様なレベルでした。 

 

そして最後はタッチバックゲームです。 タッチするたびにDFが減っていき、最終的に空いたスペースにボールを運んでスコアするゲームです。スペースを見ること、コミュニケーション、そして適切な場所にボールを運ぶことなど、基本スキルをラグビーの実戦形式の中で発揮することを学ぶメニューです。

 

各チームごとのミーティングの内容を聞いていると、僕たち大人が話しているかの内容で感心しました。実際のゲームも、今までで一番ボールが動き、声も出て、アタックもディフェンスの両チームとも精度の高い動きを見せてくれました。

 

ゲーム中にスコアとミス回数を集計していたのですが、 前回はスコア32/ミス30だったのに対して、今回はスコア24/ミス18。前回よりも得点は少なくなったのはディフェンスのコミュニケーションの精度が高まった証拠です。アタック、ディフェンス共に精度が高く、緊張感のある素晴らしいゲームでした。

 

次回で最後になりますが、選手、コーチ、保護者のみなさんが、最高の笑顔で終えれる様な練習にしたいと思います。


 [第9回練習内容]

1、 W-UP

2、 ランニングスキル

3、 4コーナータッチ

4、 オフサイドタッチ

5、 タッチバックゲーム

6、 ストレッチ&フィードバック 

 

メインコーチ 松原

アシスタントコーチ 長田

サポートチーム 釜石シーウェイブス(須田キャプテン・佐伯選手・中野選手)