第8回放課後ラグビー釜石クラスが釜石市松倉グランドで開催されました。今回も釜石シーウェイブスの松原コーチと長田に加え、 釜石シーウェイブスの須田キャプテン・佐伯選手・中野選手も指導に参加してくれました。 晴天にも恵まれグランドで練習を行うことができました。
今回も釜石クラスのテーマである 『アタックの原則に基づいた得点するまでのトレーニング・ランニングスキル』に基づいて練習を進めました。
まずはW-UPからです。 釜石は気温も低くなってきたので入念におこないました。 選手の息も上がり汗もかき、息が白くなってきたところでランニングスキルトレーニングをはじめました。今回で8回目。今日を含めて残り3回となるのでランニングスキルもラグビースキルも実践形式で行いました。
まずはランニングスキルの基本のおさらいから。 スタートダッシュと方向転換時の重心移動・足の運び方の確認です。流石に8回目ともなると、指摘する事なくスムーズに行う事ができました。
そして今回が初となる、SpeedAgilityQuickness複合ドリル。スタートダッシュ・左右の動き・方向転換・コンタクト時のダウンスピード全てを含めた、今まで行ってきた事が全部入ったドリルです。初めてのドリルなので最初はルールを覚えるのに苦労しましたが、回数を重ねるうちにスムーズに行えるようになりました。スムーズにできるようになったことを確認してからタイム測定へ。 初めてのドリルでしたが、コーチの伝えたいポイントを選手同士では話し合っている様子には驚かされました。今回が1回目なので、残り2回でどれだけタイムが縮まるのか楽しみです。
その後はラグビースキルへ。 今回はスキル練習の全てをゲーム形式で行いました。 まずは4コーナータッチです。 スペースを見つけ、そこに対して動き、ボールを運ぶ能力を実践で身につけるゲームです。 昨年から継続しているので、説明の必要なく、楽しみながらスキルが向上するゲームが出来ました。
次はオフサイドタッチ。 前進する事に特化したゲームです。こちらも釜石クラスの定番メニューなので、選手同士で話し合い、コーチ達が習得してもらいたい所を抑えた練習ができました。
そして最後は、よりラグビーの試合に近いタッチバックゲーム。 ATチームは4回攻撃権が与えられており、その間にトライを狙います。タッチしたDFの選手は自陣のGラインに行き待機するルールなので、攻撃の回数を重ねる度に攻撃の人数が防御よりもオーバーラップします。このゲームでも選手達はキーポイントやスコアする為の戦術を話し合いながら実践してくれていました。
見学されているご父兄の皆様にも感じていただけていると良いのですが、選手たちは目に見えた成長が見られます。このまま、ずっと選手達を指導していきたい気持ちですが、残り2回となりました。一緒に活動できる残り一秒まで選手達の成長をサポートできるように頑張ります。
[第8回練習内容]
1、 W-UP
2、 ランニングスキル
3、 4コーナータッチ
4、 オフサイドタッチ
5、 タッチバックゲーム
6、 ストレッチ&フィードバック
メインコーチ 松原
アシスタントコーチ 長田
サポートチーム 釜石シーウェイブス(須田キャプテン・佐伯選手・中野選手)