【2017岩手県釜石市クラス】第4回レッスンリポート(8月31日)

今回も、釜石シーウェイブスの松原コーチと長田に加え、 釜石シーウェイブスの須田キャプテン・佐伯選手・中野選手の3名も指導にあたってくれました。

 

本日はあいにくの雨でしたので、昨年同様、釜石クラス恒例の GYMトレーニングを行いました。 昨年も雨天時にGYMトレーニングを行いましたので、今回はデッドリフトなどレジスタンストレーニングのBIG3をケガに細心の注意を払いながら体験してもらいます。選手たちは普段見慣れない器具などに興味津々。

 

まずは準備運動からです。 普段のW-UPにくわえ、可動域の確保と、コアトレーニング(体幹)を行いました。

 

コアトレーニングでは同じ姿勢をキープするタイム測定を行いました。第1位は一般の大人でも、なかなか出せない3分30秒の大記録を出した小学5年生。また2位は中学生の選手。そして3位が唯一の女子選手という結果でした。みんな将来が楽しみです。

 

コアトレーニングで体幹の安定に意識し、さらに体も温まったところで実際にレジスタンストレーニングに移りました。

 

まずはBP(ベンチプレス)です。 最初にシーウェイブスの選手にデモンストレーションを行ってもらい、エクササイズのガイドラインに基づいて指導しました。一般の大人の女性などは20kgのバーだけでも上げることは難しいのですが、日頃運動をしているだけあって、小学生も難なくクリア。まだウェイトトレーニングを行なっていない中学生の中には50kgを挙げる選手もいました。ポテンシャルの高さに驚かされます。

 

続いてはSQ(スクワット)。 ここで驚いたのが、最初のコアトレーニングでトップタイムを出した小学5年生のSQの姿勢です。 とても良い姿勢でした。 重量にチャレンジしてもらうとケガの恐れもあるので、比較的軽い重量で行ってもらいましたが 、他の選手が安定しない中、どこかでトレーニングを積んでいるかと思わせるほどのフォームでした。その選手のポテンシャルの高さと、コアの大切さの再認識させられました。

 

最後はDL(デッドリフト)です。 選手たちからすると、BIG3の中でも一番、聞いたことも、見たこともない種目ということで最初は大苦戦。 最終的には全選手がある程度のフォームで行えるようにまで上達できました。 指導しているこちらも時間を忘れて熱が入り、気づけば終了の時間でした。まだ教えたい気持ちもありましたが本日は終了。

 

今回でレジスタンストレーニングの重要さや、過酷さを知ってもらったと思います。自分たちが目標とするシーウェイブスの選手たちの凄さ そして、この先ラグビーをしていく中で絶対に触れるであろうレジスタンストレーニングを体験することができたことは良かったのではないかと思います。

 

残り6回ですが、今後のトレーニングも色んな角度から選手が上達を実感でき、よりラグビーが好きになるような内容を行っていきたいと思います。


【第4回練習内容】

1、 W-UP

2、 コアトレーニング

3、 BP(ベンチプレス)

4、 SQ(スクワット)

5、 DL(デッドリフト)

6、 クールダウン 

 

メインコーチ 松原

アシスタントコーチ 長田

サポートチーム 釜石シーウェイブス(須田選手・佐伯選手・中野選手)