第2回放課後ラグビー釜石クラスが、釜石市松倉グランドで開催されました。 今回も、釜石シーウェイブスの松原コーチと長田に加え、 釜石シーウェイブスの須田キャプテン・佐伯選手・中野選手の3名も指導にあたってくれます。
釜石クラスは、欠席者も無く小学5年生から中学3年生までで編成された、19名でスタートいたしました。 今回は、釜石クラスのテーマである 『アタックの原則に基づいた得点するまでのトレーニング・ランニングスキル』に基づいて 『スペースを見つけて、スペースにボールを運び前進する』事を指導していきます。
いつも通りW-UPからです。今回から釜石シーウェイブスでも行っているW-UPを行っていき、W-UPからスピードとアジリティーを強化していきます。 慣れない新しい練習でも選手たちは興味津々で、真剣に取り組んでくれます。
そしてランニングトレーニングです。 前回と同様のキーファクターを意識してもらい、取り組んでもらいますが 選手は何も言わずにも意識して取り組んでくれて、みるみるランニングのコツを覚え、早くなっていくのが目に見えてわかります。わずか2回でここまで上達するのかと感心すると共に、選手達の伸び代に、指導するこちらもどこまで速くなるのかが楽しみで仕方がありません。
その後はラグビースキル練習に入っていきます。 選手達のベーシックスキルレベルが高いので、今回からはキャッチパスだけでなく、ランニングしながらのキャッチパスのトレーニングを行います。 最初は、ドリルのルールを覚えるので上手く出来なかった選手もいたのですが、 最終的には、選手がのびのびと楽しく行い、こちらが求めるレベルの練習となり、また選手達の上達を感じる事が出来ました。
次は先ほど行ったドリルで身についたスキルを、より実戦形式で発揮できるように スペース判断ドリルを行います。 合図と共に選手達が振り向いて、スペースを見きわめ、キャッチパスなのか、ランニングなのか判断して前進するドリルです。 単純なスキルだけの練習ではなく、考える事が増える事で、楽しく上手に出来るか心配でしたが、 ここでも選手同士でキーポントの声を掛け合いながら楽しく行う事ができました。
そして最後はお待ちかねのゲームの時間です。 「次はゲームを行います。」と言った途端、待ってました!と言わんばかりのテンションの上がりように、コーチ達も思わず笑ってしまうほどです。 今回のゲームは、2回目のテーマでもあります『スペースを見つけて、スペースにボールを運び前進する』を意識できるようなルールにしました。まずはATとDFに分け、さらにその中でもDFを2チームに分けて、ATの人数に対してDF人数が半分になるように設定し、スペースが沢山出来るようなルールとしました。 新しいゲームで、昨年とはルールが多少変わったので、最初は少し戸惑いがありましたが、 直ぐに理解し、選手同士で意見を言い合いながら、自分たちで課題を見つけて取り組んでくれました。 本当にみんな楽しそうでした。
指導させてもらうたびに気づくのですが、 選手達は自分達が想像している以上の、理解力・行動力・実行力で練習に取り組んでくれます。 一つの練習をするたびに確実に上達してくれて、指導させてもらっている自分達が驚かされてばかりです。 次回から練習も、テーマに基づき、楽しみながら上達を感じられる練習を行っていきたいと思います。
【第2回練習内容】
1、W-UP & ランニングスキル
2、 ランニングキャッチ&パス
3、 スペース判断ドリル
4、Half DF タッチフット
5、ストレッチ& フィードバック
メインコーチ 松原
アシスタントコーチ 長田
サポートチーム 釜石シーウェイブス(須田選手・佐伯選手・中野選手)