今回のテーマは「連携」でした。ゲーム・プレーの連携だけでなく、心の連携も高める練習メニューでした。まず、ウォームアップから3列の隊列を組んで20メートルの正方形の周りをランニングしました。大学生、中学生の大きな掛け声とモチベーションに引っ張られて、小学生も大きな声を出していました。隊列が乱れたら、その場でジョギングをしてまた隊列を整えてランニングをしました。生徒からまだまだ走りたいとの希望があり10周以上スローで回りました。
身体が温まってきたので、チームを二つに分けて先程のランニングコースでマーカーリレーをしました。そして、スキーのクロスカントリーの練習を取り入れた体幹トレーニングを行いました。
次にハンドリングメニューとしてランパスを実施しました。外側にパスをして、またそのパッサーに返す。縦に交互に4ポイントを作りました。ポイントでハンズアップ、コーリング、アーリーキャッチを徹底して行うことを指示しました。
次は同じハンドリングメニューとしてパス間隔を段々と狭める、徐々に速度を上げていくランパスです。ハンズアップ、コーリング、アーリーキャッチにプラスしてスピードを求めることをポイントとしました。この二つのハンドリングメニューは比較的理解度も早く、テクニカルな部分もよく出来たと思います。 大学生の声掛けもよくフォローアップしてくれました。
続いて実施した練習メニューを踏まえてアタックの練習を行いました。ランダムに発生した地点からラインを素早く作りアタックします。大学生がディフェンスになりました。このメニューも前に行ったメニューが出来たおかげで、すぐに出来る生徒が多かったです。
ポイントは自分の頭で考えた連携を想像してもらう事でした。お題としてダイヤモンド型のアタックラインをつくり、最初のプレイヤーが球を出し生徒達はお互いどうしたら2人の大学性ディフェンスを抜けるか考えて実践してもらいました。中学生は比較的できましたが、小学生はちょっと難しかったようです。
最後のタッチフットは、生徒5人+大学生1人対生徒5人+大学生1人で行いました。今回は、後半少し集中力が欠ける時もありましたが声掛けと大学生のフォローが行えたと思います。今回も怪我なく最後は元気にタッチフットをしてくれました。次回は11月16日(水)です。
「第6回練習メニュー」
1、ウォーミングアップ
2、隊列ランニング(スロー)
3、動的ストレッチ
4、体幹トレーニング
5、チーム別マーカーリレー
6、3列パス
7、ハンドリングランパス
8、タッチフット
9、クールダウン ストレッチ
メインコーチ 酒井 崇
アシスタントコーチ 川原 久幸
サポートチーム 立命館アジア太平洋大学ラグビー部